4Kモニタを買おうとしたら2Kモニタを買っていたお話 S2716DG
4K買ったつもりが届いたモニタは2Kだったという勘違い記事じゃないよ!
4Kモニタを探してたら2Kモニタを買っていた
自分はここ数年左から
フルHD縦置き(1080*1920)
WUXGA(1920*1200)
SXGA(1280*1024)
の3つのモニタを机に置いて使っていたのですが、そろそろ更に高い解像度のモニタが欲しくなりました。
そうと決まれば時代は4K!って事で4Kを調べ始めました。
4Kめっちゃ安い
今時4Kめっちゃ安いんですね。
Dell ディスプレイ モニター S2817Q 27.9インチ/4K/TN非光沢/ 2ms/DPx2,HDMIx2/USBハブ/3年間保証 |
LG 24UD58-B ディスプレイ・モニター 4K 23.8インチ/IPS 非光沢/ ブラック/HDCP2.2対応/HDMI2.0×2 メーカー:LG Electronics Japan
参考価格: 価格:¥34,980 OFF : ¥3,887 (10%) |
7万くらいすると思ってました。まさか5万円切ってるとは。もうこれは買うしか無い。
というか約24インチで3.5万って…4K思ってたより身近に来ていた。
2K解像度という選択肢
せっかく買うんだったら解像度でかい方がいいじゃん!という事で4Kしか見ていませんでしたが、探している段階で2Kのゲーミング用モニタが目に入りました。
Dell ディスプレイ ゲーミング モニター S2716DG 27インチ/WQHD/TN光沢/ 1ms/HDMI,DP/G-Sync対応/144Hz駆動/USBハブ/フレームレス/3年間保証 |
ASUS Gamingモニター 27型WQHDディスプレイ ( フリッカーフリー / 応答速度1ms / リフレッシュレート144Hz / G-SYNC / 2,560×1,440 / 昇降・ピボット機能 / スリムベゼル / Displayport×1 / VESA / 3年保証 ) PG278Q |
なんだこれ!解像度半分のくせに4Kより高いぞ!
調べてみると主な違いはリフレッシュレートや応答速度の違いらしい。
リフレッシュレートとはモニタが1秒間に描写できるコマ数の事で、大抵のモニタは60枚までみたいなのですが、ゲーミングディスプレイの部類ではこれが秒間144枚まで描写可能らしい。
応答速度はまあ応答速度でしょう。
応答速度とは、画面の色が「黒→白→黒」と変化するときに掛かる時間の事です。単位には「ms」(1msは1000分の1秒)です。つまり、応答速度5msとは「黒→白→黒」と変化するのに掛かる時間が1/200秒かかるということです。この値が大きくなればなるほど、動きの速い場面で残像が見えてしまいます。
何も考えないで買うと5msだったりするのですが、5msと1msで実際にどれくらい体感できるかは分かりません。まあゲームするなら早いに越したことはないでしょう。
応答速度1msの4Kディスプレイもありました。
iiyama ゲーミング4Kディスプレイ モニター GB2888UHSU-B1 28型 (1ms/3840×2160/DisplayPortx1/HDMIx2/HDMI(MHL)x1/D-subx1) |
なぜ2Kモニタを選んだのか
リフレッシュレートですね。
これまた調べてみると4Kディスプレイでは現状60Hzまでしか出すことができないみたいです。
まあ4Kも近いうちに対応したのが出るらしいのですが、きっと高い。絶対高い。ので候補に入らず。
【イベントレポート】ASUS、32型の5Kや144Hz駆動対応4Kなど液晶新製品を多数展示 - PC Watch
また、自分のPCスペックの問題もあります。
ゲームをやらないのであればきっと迷わず4Kを買ったのですが、自分はPCゲームでよく遊んでいるので「今のスペックで4Kで60FPSも出せるのか…?」という疑問と「144Hzの世界を体験してみたい…」という欲望が出てきました。
現在自分の使っているPCは
・Intel Core i7 4770 @ 3.40GHz
・メモリ32.0GB DDR3
・NVIDIA GeForce GTX 980 4095 MB(ASUStek Computer Inc)
とまあ一般的な家庭に置かれているPCより少しばかりスペックが高いのですが、
それでもGTX980が4Kで60FPS出せるか少々不安でした。
「4Kモニタを買ってゲームを全体画面で遊ぶと、今まで快適に60FPSは出せてたゲームがガックガクになるのではないか」
「2Kならまあ最低でも60FPSは出せるだろう。もしかしたら144Hz出せて別次元のゲーム体験ができるかも」
という思考のもと、4Kという解像度の感動があったとしても、FPSは最高で今まで通りの60止まりならば、144FPSの世界を体験してみたいという気持ちの方が強くなりました。2KだってフルHDと比べれば解像度2倍ですからね!十分綺麗になります。
2Kモニタを買う
Dell ディスプレイ ゲーミング モニター S2716DG 27インチ/WQHD/TN光沢/ 1ms/HDMI,DP/G-Sync対応/144Hz駆動/USBハブ/フレームレス/3年間保証 |
これ買いました。買おうと思ったポイントは
・27インチなのでちょっと大きいが大きすぎはしないサイズ
・応答速度1ms
・G-Sync対応
・リフレッシュレート144Hz
・見た目が良い
G-Syncは自分もよくわかっていないのですが、適当なことを言うとGeforceのグラボでG-Syncに対応してる機種だと普通に接続するよりもぬるぬる動くみたいですよ。
自分の使っているGTX980は前シリーズの最高機種なので無事対応していました。
値段的にLGのモニタでもいいかなと思いましたが、個人的にDELLの方が好きだったので、少々お金を上乗せしてこちらを選びました。
届きました。右隣が24インチのWUXGA(1920*1200)なモニタですが、ベゼル幅が狭いため、モニタ全体としてはあまり変わらない大きさと思います。
実際に使ってみる
凄い…めっちゃぬるぬる動く…これはなんなんだ144Hzの力なのか…それとも反応速度1msの力か?
はたまたG-Syncの力なのか
とりあえずNVIDAコントロールパネルのG-Syncの項目を見てみる。
有効化にはチェックが付いている。ただデフォルトがフルスクリーンモードで有効になっているので、今の状態(デスクトップ画面等)ではG-Syncが有効化されてないのか?
と思いながら有効化を外してみる。なんとなく有効化されていたときの方がブレ?が少ない気がする。
ウィンドウモードでも有効化にする設定(下)にする。有効化ONの上との違いがわからない。
もしかして上のフルスクリーンモードで有効にするを選択していてもG-Syncが効いている…?
分からないままモニタのボタンを押す。
どうやら上の設定でもG-Syncが有効になっているっぽい
ちなみに有効化のチェックを外すと標準モードになった
モニタを買う前に調べていた際に「ウィンドウモードとフルスクリーンモードで有効にするにチェックを入れると激重になる」といった話を見たので上側の設定にすることにしました。
G-Syncモードになってるし、どちらも体感で変わらなかったので。
ゲームをプレイする
とりあえずオーバーウォッチを起動。めっちゃ綺麗。なんだこれ!2Kに変えるだけでこんなに綺麗になるんか!
そして気がつく「144FPSも出ない…」
画質の設定をウルトラにしていたので、ひとつ下の高に落としてみる。75~85位を行き来している。
2K解像度というのは想像以上にマシンパワーを使っていることがわかった。
ただ、60Hzのモニタで75FPSなど上限より上だが中途半端な数値になる場合、60FPS固定にした方が体感でぬるぬる動くのに対し、
144Hz対応だと、中途半端なFPSでも全て描写しきるのでめっちゃぬるぬる動く。
FPSは15~25位しか上がってませんが、応答速度やG-Sync対応等の恩恵もあり、もう以前のモニタには戻れなくなりました。
FPSだけ比較しても、思ったより増えなかったとはいえ、1秒間に15枚~25枚描写増えてるんですもんね…そりゃ快適ですわ。
OWよりも重いFF14では、フルHD解像度でも90FPSくらいまでしか行きませんでした。
フルHDに比べ解像度が倍なだけあって、フルHDでゲームを表示しても画面に余裕があるのが分かりますね。
OWなんかはフルスクリーン、FF14は実際の大きさとして少し小さくなりましたが、本来ウィンドウモードが好きなので、フルHDのウィンドウモードで遊ぼうかなと思いました。
最後に
PS4が2台買える値段のモニタでしたが、2016年入ってから買ったもので一番感動しました。
高解像度は正義。ぬるぬるは正義と言うことを再確認しました。
GTX980でVRに手を出さない限り買い替えの必要はないと思っていたのにまさかモニタ変える過程で新しいのに買い替えたくなるとは…
このグラボだって去年買った時は8万くらいしたんだけどなぁ
ゲームがメインのPCではないですが、グラボ8万+モニタ6万ってPS4が4.5台買えますよ。PS4安いな!(持ってないけど)
続き
後継機を買った話
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PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB(CUH-2000AB01) |