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令和最新版PSPことGPD WIN 4が届いて1週間使ってみた感想

新年あけましておめでとうございます(4月)。
このブログ今年はじめての更新みたいですよ。

GPD WIN 4とは

※画像は国内正規代理店株式会社天空の販売ページより

Steam DeckをはじめとしたポータブルハンドヘルドゲーミングPCが界隈でちょっとだけアツいわけですが、小型PCを色々作っているGPD社が去年12月にクラウドファンディングを始めて第1段が先週あたりから日本でも届き始めたGPD WIN 4って端末があります。

これは昔なつかしPSPやVITAの様な外見を踏襲しているザ・ゲーム機みたいな外見をしており、Steam Deckや他のハンドヘルド機が7インチや8インチな所を6インチを採用しよりコンパクトに仕上げているのが気に気に入りました。

しかも画面をスライドして物理キーボード搭載!かっこいい!!
という事でクラウドファンディング始まって真っ先に出資して先週届いたわけであります。

ちなみに出資したのは「メモリ32GB、ストレージ1TBモデル」です。

スペックなど詳細が気になる方は以下のページを確認しましょう。

gpd-direct.jp

GPD WIN 4届いた!

このPSP感!6インチなので見た目も結構コンパクト感ありますね。

 

PSPと違うところはLRの他にL2R2トリガー搭載で遊べるゲームの幅が広いところ。

そしてこれは目玉でありクールポイントである物理キーボード出現!
キーボード搭載PSPとか激アツすぎる…

これなんでキーボード搭載してるかというと、OSがWindows11なんですよね。
だからこのキーボードが活きてくるわけです。

正直ゲーム中フルキーボードを使うことはほぼありませんが、windowsの設定や検索などはスクリーンキーボードより圧倒的に扱いやすい。
また、ゲーム中もとりあえずキーボード出してwindowsキーを押せばデスクトップに戻ってこれるのはいつものPCライクで扱いやすい。

届く前に色々妄想してたよりもあまり使わなかったですが、あるのは確実に便利。そんな物理キーボードです。

実際ゲームってどうなの?

Forza Horizon 5がTDP 12Wで60FPS出るぞ(凄い)

もちろん諸々の設定は落としていますが、設定次第でCPU Package12WでForza Horizon 5が60FPSで動きます。
この12WはCPUに割り当てる消費電力の上限ですが、一応28Wとか設定で出せます。
ただ、ハンドヘルド機である以上全力で電力消費をすると相応にバッテリー持ちが悪くなります。
また発熱も増えるので、個人的には18W位を上限に考えたいなってのが1週間使ってみて思った値でした。

だいたい8Wで1時間30%、12Wで1時間40%くらい減ります。15Wだと2時間持つかどうかって感じだと思います。

ちなみにディスプレイ自体はフルHDですが、消費電力を抑えるには解像度を下げてプレイするのが手っ取り早いです。
届くまで解像度下げるとどのくらい画面がぼやけるか気になってましたが、画面が6インチなこともあり1366x768くらいまで落としても意外に綺麗に見える。
ちなみに上のForza Horizon 5は「1600x900」に落としてプレイしてます。

VALORANTはフルHDでも60FPS出ます。
写真のときの設定は12Wか15Wくらいだったと思います。

これはちょっと前に50%オフセールしてたのでGPD WIN 4が届いたら遊ぼうと買っておいたOCTOPATH TRAVELER
元々ドット絵みたいな雰囲気なので、解像度を落としても全然綺麗に見える。ちなみに上の画像は「1366x768」で遊んでいます。普通にこの解像度でも綺麗。

拡大(というか接写)するとこんな感じ。
ドットバイドットではないので若干滲んでますが、肉眼で見る分には全然問題ないレベルです。

そしてこの設定ならTDP 8Wで60FPSでプレイできるので発熱、バッテリー持ちがそこそこ良い。

ベンチマークみたいなのはyoutubeで詳しい人達が色々やってるので、特に自分はやってませんがAMD Ryzen™ 7 6800Uの素の性能の良さとワッパの高さに驚かされました。

排熱は他のAMD Ryzen™ 7 6800U機よりもかなりいいと色々な海外のレビュー系youtuberが言ってますが、まあ確かに手がちょっと暖かくなるくらいでアツアツって感じではないです。
APU自体は50度超えますが、触る部分はなるべく熱くならないように配慮されてます。

スマホでゲームするより熱くない(機種にもよる)ですが、GPD WIN 4の場合はスマホよりもがっつり握るので夏場はちょっと熱いかも。

とはいえ8コア16スレッド+GPUぶん回してこの程度なのでかなり満足してます!
当分はオクトパストラベラーで遊ぶ予定ですが、ちょいちょい色々なゲームで遊んでいこうと思っています!ではでは!

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今更AIに落書きをいい感じの絵にしてもらう奴をやる

すでにある画像を基にAIに絵を作ってもらう奴(img2img)ですが、8月末のStable Diffusionが公開されて1週間後くらいに飛びついた割には自分で描いた絵をAIにアップグレードしてもらうやつはやった事がありませんでした。
だって絵が下手だから。

とはいえ一度くらいはやってみたいな~という気持ちがずっとあったので、今更ながらやってみました。

ちなみに、普段作ってるテキストからの絵(text2img)はこんな感じ


けもみみは趣味

下絵を作る

落書きをAIに渡すために絵を描きます。
絵心は無いので簡単な立ち絵にする。

AIは剣が苦手で特に大剣はt2iでは狙って出すのはほぼ無理なので、せっかくなら大剣を持たせたい。
服装はヒラヒラしたのは描ける気がしないので制服でいいか。

できたのがこれ


へ、へたくそ~~~
とはいえ絵を全く描かない自分が頑張ってねこみみが大きな剣を持っている絵を描いたことは伝わると思います。伝われ。

初めは上の画像をそのままi2iにかけて出力していたのですが、背景が白だとどうプロンプトを頑張っても白背景はそのまま出力されてしまいました。
雰囲気で背景っぽい色を塗ってみたりもしましたが、色の塗り方が下手くそ過ぎてAIが背景として認識せず変な色の背景のままとなってしまう。

なので背景もAIに作ってもらうことにしましょう。



これを最初の絵と合体する。

背景のクオリティとの差がひどい。

この画像を基にi2iしていくわけですが、今回使用するAUTOMATIC1111 / stable-diffusion-webuiにはパラメータとしてDenoising strengthというのがあり、これはざっくりAIがどこまで元の絵を保つかの値になります。
0.00~1.00の間で調整でき、0.8を越えたあたりからかなりのAI独自解釈が入ります。

今回はせっかく自分で絵を描いたので、構図があまり変わらない0.7で一度かけてみることにしました。
そして出力された画像がこれ。

いきなりクオリティ上げてきたな…

とはいえ一発でこれが出たわけではなく、比較的元の大剣を維持したまま出力された画像を選んでいます。

失敗例としては…

大剣の刃の部分をベッドと解釈されたり

謎の会話ダイアログと解釈されたりしました。
難しいね。

i2iを1度掛けただけで結構いい感じになりましたが、構図を元絵に寄せるためにDenoising strengthを抑えたので、もう一度この画像をi2iに掛けたいと思います。


その結果がこちら

ぱっと見はあまり変わらないけどスカートとか剣のデザインが大きく変わった。

剣の下の刃がちょっとぐにゃってしまっているけれど、デザインはこっちの方が好き。
ただ、AIあるあるの手が苦手を思う存分発揮しているので手が凄いことになっている。

これをさらにi2iのinpaintで修正ガチャをするのもいいけど、今後手の修正くらい自分でサクっと行いたい気持ちはあるので頑張って手動で修正。

下手な手だけどパッと見なら問題ないでしょう…問題ないと言いなさい。
なんだかんだ結構i2iガチャしたので上の画像にたどり着くまで500枚くらい画像作成したみたいです。

最初の絵と見比べると遠い所に来ちゃいましたね。

(自分で描いたのでこれはこれで実は嫌いじゃない)

この画像を作る前にお試しとしてもう1つ作っていて、それはこんな感じでした。

元の絵

i2i 1回目。けもみみ以外に耳が出たのでペイントソフトで上の欠けているけもみみ部分含めて塗りつぶしてもう一回

i2i 2回目。目がキラキラした。かわいい。

元の絵を見てもらうと分かるように、全く絵が描けないのでもしかすると
絵を描く→i2iでお手本を作ってもらう→お手本を見ながら絵を描く→i2iで…を繰り返していけば絵が上達する…?

なんてことを思いながらおしまい。

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Stable Diffusionで可愛いアニメ風キャラを作って遊ぶのが楽しい話

Stable DiffusionってAI画像作成ツールが流行ってるらしいぞ!

基本的には実写とか背景とかが得意だけど頑張ればアニメ風キャラも作れるってよ!!
自分はローカルに環境構築して作ってるけど、WEBサービスもあるらしいぞ!(初回登録は200枚無料らしいぞ)
web版はDreamStudioって名前でやってるってよ!

beta.dreamstudio.ai

初手挫折

こういう絵を書いてくれ!ってAIに文章を渡すわけですが、この文章のことを巷では呪文って呼んでるらしい
とりあえず呪文の参考を見ずに「こうやればアニメ風のキャラできるだろ!」って適当に書いてみた
どんな呪文だったか覚えてませんが出来たのがこれ



90年代のお絵描き掲示板みたいな画像ができた!

それから色々と頑張った結果、まともなのでもこれ

ケモミミとか刀を持たせようとか頑張った形跡が見られる
「have a sword」とかそういう指示をすると平気で刃の部分を持たせてくる。AIには痛みの感情が無いからしょうがない。

この辺でどう頑張っても味のある素人絵にしかならなさそうなのでちょっと呪文について調べる。
ふむふむなるほど文章も大事だけどカンマで要素モリモリにしてみるのもアリか…

それは画像生成114枚目のこと…

お!?偶然にも可愛い女の子生成できたぞ!?
この時の呪文はこれ。参考までに。

Detail of anime,a kawaii girl, her haircolor is white with sword , the dog ears on her head by Kishida Mell, full-length portrait, high fantasy, pastel color, in the forest, 4K

だんだん楽しくなってきた

ファンタジーな感じのkawaiiキャラを作りたかったので装備をもっとしっかりさせようと「armored heavy equipment」とか付けてみる。

めっちゃいいじゃん…
ケモミミの所も重装備化されてるのはAIの発想って感じで好き

色々試してみたけどどうやら「目」と「手」が鬼門みたいで、目は試行回数増やしてアタリを引くまで頑張ればいいですが、手は基本的に写ってしまったら失敗くらい成功率低かったです。手が映らないように祈れ!

安定していい感じの目を出力できる呪文が見つかれば結構コンスタントに素敵な絵を量産できそうな気がした。



↑目さえいい感じだったらかなりいい絵だったのでは?な例

途中メモ帳に貼り付けた呪文とかオプションとかカーソル合わせて修正するの面倒くせー!となったので遊び半分でこんなものを作ったりした



そんなこんなで色々やってみたので以降は比較的成功した絵を置いておきます。
AIのちからってすげー

作った中でも特にハイクオリティだったやつ

上の画像もかなりの上澄みで、この裏には1500枚くらいの失敗作が積み上がってるわけですが、その中でも特にクオリティ高かった生成物2枚がこちら

この2枚はなんというか「AIが作った」という枕詞なくても十分戦えるクオリティだと思います。
AIってすごいなぁ。みつを。